いしだの自家農園

有機ＪＡＳって美味しいの？

皆さんは野菜を購入する基準ってありますか？

目利きの人ばかりじゃないだろうから・・・

ラベルとか生産者情報とか見て買いますよね！？

橋さんや高さんに教えていただいたのですが・・・

「減」農薬や「低」農薬という表記はあてにならないそうです。

Ａさんの農家はもともと管理を厳しくやっていて野菜に病気が出た際に

ちょっとだけ農薬などを使用する手法を実践しているとして10が5に減少

Ｂさんは農薬などを比較的多く利用するので30が20

実際の管理や数字は違うのに・・・表記は一緒

こんな場合があるんだそうです。

どちらが良いか悪いかという話ではなく・・・表記からは分からない

ということらしいです。

唯一、規格で決まっているのが有機ＪＡＳだと。

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しかし、こんな興味深いこともおっしゃっていました。

参考までに・・・

最近の農薬はＪＡの指導に基づいて使用するなら安全だと。

有機の野菜は美味しいという考え方は違う気がする。とも

確かに美味しい野菜に有機ＪＡＳ商品は多いかも知れないが・・・

有機ＪＡＳというラベルで美味しいと考えるのは違うかも？

そんな話だったように覚えています。

ふ～ん。難しいんですね。楽しくなってきました。

いっぱい勉強することがあるっていいなぁ。

次回予告：「発覚　ぬまちゃん　味覚ゼロ」

石苔亭いしだの目指すもの

社長がいつも熱心に話します。

あるときはスタッフに向けて・・・

あるときはお客様に向けて・・・

あるときは・・・

橋さんと高さんに相談をしている図

橋さんはいくつかの農地を現在手がけています。

高さんは「有機ＪＡＳ」を目指して農地を作っています。

そして石苔亭いしだは「有機ＪＡＳ」を目指したい！と希望を話しました。

開口一番、有機ＪＡＳを目指している高さんが・・・

「有機ＪＡＳ」はおすすめしないなぁ～・・・。と

どうしてですか？と尋ねると「手間もお金も根気も多く必要な割りに・・・」

必要な割りに・・・？

儲かりません！！！

えっ＝！そうなんですか？

でも石苔亭いしださんのように・・・

旅館のメニューを安全な食材で・・・とか

道を行き交う方々に阿智川で冷やした野菜を食べていただく・・・とか

「虫くい」や「形の変形したもの」をアースメニュー※１として提供するとか

そのようなことなら良いかも知れませんね！？

でも有機ＪＡＳに規格を準拠するのは・・・

とてもとても大変ですけどね。ニッコリ

ということで・・・石苔亭いしだの目指す農園は有機ＪＡＳに決定しました。

知らないから軽軽しく有機ＪＡＳなんて言えるんだよ！とお考えのあなた。

わたしも深くそう思います。

せっかく今の農地の状況はしばらく何の栽培もしていない場所でした。

農薬も除草剤も殺虫剤も使っていないさらの状態です。

で、あるならば今考えられる安全の最高峰を目指してみたいな！？と

はい！頑張りま～す。作る前から逃げ腰でもいかんしね。

※１　虫くいや形の変形した野菜をお客様に購入していただいた際の代金を環境団体などへ寄付する企画

安全な大根って？

先日、農地の指導をいただいている橋さんのお宅を訪問した際に

プレゼントをいただきました。

大根です。

一つはスーパーマーケットで売ってそうな形のもの

もう一つはチョット人のような形のもの・・・

今日の話題の内容に気付いちゃいましたか？

今日の話題「安全な大根」・・・

そうなんです。

帰りにもってかえる際に転がらないようにベビーシートに入れて

持ち帰った話です。

大根で橋さんが説明してくださったのは・・・

土が固いと（現状の自家農園の状況）素直に大根などの根が伸びずに

分かれた根になるんだよ。という説明の為に2本の大根を用意してくれたのでした。

安全な大根の話・・・以上

農地で見つけたもの

開墾する前の農地は・・・草原でした。

南側は梨の畑、北側は民家、西側には木々が茂り

東側　遠くに「聖岳」http://www8.shinmai.co.jp/yama/guide/00030.htmlが望めます。

東側から西側を写した写真です。

この草原をトラクターで耕していると様々なものに出会いました。

まず最初の登場は・・・

多くの石です。

トラクターの刃が何度もあたって心配でした。

次に・・・

かえるさんです。

周辺の色に擬態して「じっと」しています。

他には・・・

これ何だか分かりますか？葉っぱの上にちょこんと

 

カマキリの赤ちゃんです。

他にも多くのバッタがピョン・ピョン跳ね回り・・・

木々の中からは様々な鳥のさえずりが聞こえます。

チョットびっくりしたのは目の前を「たぬき」が歩いていったことです。

走り去るのではなく、こっちを見て「何やってんだぁ？」って感じで

迷惑そうに歩いていきました。

さぁ～野菜への出会いへ向けて頑張るぞぉ～！

池の平牧場を訪問

先日、橋さんから教えていただきました。

牛の堆肥は肥料というより、農地の土を作る為に入れるんだぞ。

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肥料は鶏糞や油かすなんかを使うんだよ。

「え＝っ　堆肥で野菜は育たないの！？」

1個ずつ勉強です。

そこで阿智村で鶏糞や油かすの肥料を作っているところはないのだろうか？

調べてみました。すると・・・ないのです。阿智村にはありませんでした。

そこでアクティブな社長は「ダメもとで池の平牧場に行ってみるか！？」

池の平牧場はゲージではなく平飼いで名古屋コーチンを育てている牧場です。

http://www.ikewon.com/

ここでもし？鶏糞肥料を作っていたら・・・

安心して使える肥料だよな？作ってないかなぁ？

移動の車の中で思案をしています。

到着して鶏舎を訪れると・・・

このトラクターいい顔してるなぁ。だって・・・

肥料の話より先にトラクター談義を始めました。

だって社長は最近トラクターがマイブームになっていてＰＣの待受け画像が

ポルシェのトラクターなんですもの。

ようやく本題を聞くと・・・

あっさり回答！「やってますよ」「実はうちでも農業を始めたんですよ！」

え＝！2度ビックリ。

下に農場があるんで見ていってくださいよ。

ってことでやってきました。

自作のハウスです。

農地もしっかりと・・・

丁度いい具合に先輩がいました。

これから農業の相談ができます。

池の平牧場で「肥料」と「先生」そして・・・

もう一つ「トラクター」を見つけました！

運命の出会いによって・・・

なんか農場ができそうなきがするぅ～　あると思います！

社長のイメージ・・・

社内での幹部会議でのひとコマです。

この農場で育てる野菜のネーミングが決まりました。

「プライドベジタブル」プラベジです。

そして農場のイメージも幹部の間で共有しました。

真中に大きく書き込まれているのはトラクターです。

元のイメージは池の平牧場さんにあるドイツ製の大きなトラクターです。

「プラベジファーム」には・・・

象徴的なトラクターがいる。

「プラベジファーム」には・・・

カラフルな農場と景色がある。

「プラベジファーム」には・・・

ツリーハウスを中央に建てようと考えています。

上の画像の右側に書き込んでありますが・・・

6メートルくらいの高さに部屋を設える計画です。

う～ん。

社長のイメージはまるで既に反応した核物質のように

次々と広がりを見せています。

なかなか面白い状態です。

こうなれば・・・あとは農地を確実に作るだけです。

さぁ肥料よガンバっておくれ。

農地にするぞぉ～！

みなさんこんばんは。

昨日は「農地開墾　1日目」を書きました。

http://ishida-nouen.typepad.jp/blog/2009/06/post-a4b2.html

以前は梨畑だった土地で・・・

10年以上　耕していない粘土のような土を橋さんが耕運機で耕してくれました。

そして、今日は5日後の6月8日の画像をアップします。

この茶色の山は「あち有機いきいきたい肥」です。

石苔亭いしだでお食事に提供している「阿智黒毛和牛」からできた堆肥です。

触るとサラサラで臭いもありません。

1週間後くらいに農地に混ぜ込みます。

少し進んだのか？と素人のわたしは考えたのですが・・・

どうやらまだまだスタートラインにもたどり着いていないようです。

大事なのは「土つくり」堆肥は肥料ではなく土の為に入れるそうですね？

わたしはまだ、農業について「知らないこと」を見つけだしていません。

高さんや橋さんに聞いて久しぶりに勉強です。

自家農園 開墾

本日より始まります。

「石苔亭いしだ　自家農園」ブログ・・・

10年以上　耕されていない草原を開墾し農園を作る「リアルタイムブログ」です。

担当は「ぬまちゃん」です。宜しくお願い致します。

南信州　昼神温泉「石苔亭いしだ」　生産者が見える食材化計画　実行

pi-pi　石苔亭いしだでは1ヶ月に1度　幹部が参加する会議を行っております。

先月の会議の議題として「生産者が見える食材化計画」が社長より提案されました。

現在の食材は牛肉「肥育農家限定　阿智黒毛和牛」

http://41niku.com/

朝の人気メニュータマゴかけご飯に使う初産のタマゴは「池の平牧場」

http://www.ikewon.com/

お魚は三重県答志島から直送でいただいております。

そして・・・今回は「野菜」がテーマです。

地元のお野菜を使うのも「阿智村」という環境を考えればＯＫです。

http://www.vill.achi.nagano.jp/

しかし、牛肉や名古屋コーチン、お魚と大きく違うのは・・・

「生産者から直接仕入れているわけではない」と言う点です。

農薬の量も消毒の回数も肥料の種類も・・・

生産者がどんな方かも見えなかったのです。

社長曰く「石苔亭いしだでおすすめする食材はすべてストーリーと共に提供したい。その為には生産者とお会いし、生産現場を学び、お客様がチェックできない分、食材を提供する我々が入念に調べた食材をおだししたい。」

しかし・・・

スタッフに農家の実務経験者はいません。

学びながらすすめる「自家農園開墾」です。

さて、どうなりますか・・・。

幸いなことに指導者には恵まれました。

実際に農業を行っている橋さんと有機ＪＡＳを目指し奮闘中の高さんです。

開墾初日の風景を添付します。

この地が豊かな農園になりますように。

農地予定地の約3分の1を耕しました。

これから1週間ほど農地を放置するそうです。

土は粘土のように固い土や石も多く含まれていました。

1週間、土を乾燥してから肥料を入れるのだそうです。

6月3日　第1日目のご紹介をしました。

これからも宜しくお願い致します。