阿智村には限定した酪農家でのみ肥育しているブランド牛があります。
「阿智黒毛和牛」 http://41niku.com/ と言います。
自家農園には、この阿智黒毛和牛からできた堆肥が入っています。
先日、社長が面白いことを言っていました。
昼神温泉の近隣で白い鹿角霊芝(さるのこしかけというキノコ類)を育てている農家さんがいます。このキノコは珍しい品種で間違ってできることはありますが、計画的に白いものだけを作るのは専門家でも難しいことです。
この白いキノコを育てる際に楢などの木に菌を植え付けて栽培するのですが、キノコを採取した後の木にも霊芝の菌が多く含まれます。
木の表面の繊維質は酸やアルカリなどでも溶けませんが、キノコの酵素を使うと溶けるのです。そうすると牛が消化できるようになります。餌の量も増えキノコの菌も牛に与えることができます。
健康になった阿智黒毛和牛が肉質を向上し(事実、この霊芝を食べた豚などは旨みが増したと知人のシェフらが言っておりました)堆肥も良いものになる。
自家農園で育つ野菜にも甘味などを与える。
阿智黒毛和牛にも自家農園にも素晴らしいことです。
異業種の方に智恵をいただくということは新たなものが生れるキッカケになります。
様々な出会いの中で自家農園は成長して行くのだろうと思う。様々な取り組みを行う石苔亭いしだの自家農園にご期待ください。
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